を今日、見に行ってきた。
戦争映画は過去にもいくつか見たことはあるけれど、兵士以外が主役の話は初めてかも。
その名の通り、戦場で生きるピアニストのお話。ナチスドイツの時代が舞台で主人公はユダヤ人。
見を終わってから、いろいろ考えてしまう映画だった。

これを見てから数日後に本当に世界で戦争がまたおきてしまっている。
どんな理由を立てて正当性を主張しても、戦争というは侵略行為、破壊行為、殺人行為でしかない。
そこで悲劇に見舞われるのは、無力な一般人。
決して許される行為ではない。
私がいつも思うことは、戦争を起こす指導者達は自分が自ら闘うという事が無いという不条理さ。彼らは当事者ではあるが、戦争のリアリティは無いと思う。
どっかの大統領だって、自分が前線で戦う事になれば「戦争なんてやめよう」と言い出しかねないし、どこかの首相も自分が剣と馬で戦えといわれたら、「ふざけるな」と言うかもいれない。
バカな指導者のせいで沢山の命が奪われるのかと思うと…。

こういう私も、平和な日常を過ごしているわけだから、現在の戦争も「テレビの中」だけの世界でリアリティのかけらもない。
でも、平和ボケしていたっていいと思うのだ。
世界中が平和ボケできれば、きっとそれが幸せの一つの形だと思うから。

コメント