「赤い月」を見に行く。

今日は川崎に「赤い月」を見に行って来た。
水曜に銀座で見ようと思っていたけど、体調不良で断念。
来週の金曜で主な映画館では上映終了とのことなので、急遽土曜に見に行くことした。
一ヶ月間で終了なんて早すぎ。
こりゃ相当空いてるに違いない！と思っていたら、休日のせいかほぼ満席状態だった。
それよりも驚いたのが客層で、50歳以上の方々ばかりが席を埋め、若者がまるでいない。
浅草の寄席と同じくらいの平均年齢に違いない！
一体どんなモノを見せられるのかとワクワクしてきた。

しかし…
評判よりもまあまあな映画だったと私は思った。
確かに良く分からない、意味不明な所もあったけど…。
常盤貴子が演じる主人公はかなり自己中心的。
まあ、それもアリで分かる部分も少しはあるけど、それを自分の子供に説く内容はどうかと…。

主な内容は満州に渡って、造り酒屋を営み、裕福な暮らしを謳歌する妻(常盤貴子）は若い美しい男に恋をし、嫉妬のあまりその男の恋人(ロシア人）をスパイとして密告。
結果的に死なせてしまう。
その後、戦火が襲い、主人公は子供を連れて「生きるのよ！」を合言葉に逃げ惑う。
そんな中、失意の底の男と再会。
かなり強引に結ばれ、日本に帰ることになり話はそこでおしまい。
はしょりすぎだけど、私は見ていて、
「何故そこで脱ぐ！？」
「何故そこで行く！？」
と突っ込まずには居られなかった。。。。。

全体的にはまあまあだけど。

私がこの映画を見に行こうと思ったホントの理由は、香川照之さん(夫役）が出てるから。
最近ちょっとファンになりかけている。演技上手いし。
またオヤジ好きって言われるのはしゃくだけど。
次はホテルビーナスを見に行かねば！